特色
国立大学法人唯一の併設型中高一貫校
併設型中高一貫校とは、中学から入学した生徒は引き続き高校に進むことができ、高校からも学力試験で入学できる学校のことです。名大附中は、中学で2クラス、高校では1クラスを加えた3クラスという、小規模な学校で、充実した個別最適化学習が可能です。附属中学出身者にとっては、中等教育学校と違って、高校で新たな友人と出会い、学びを広げることができます。高校からの入学者にとっては、中高一貫カリキュラムの利点である様々な学びの機会を、高校入学時からすぐに得ることができます。
恵まれた教育環境
名古屋大学のキャンパス内に校舎があり、総合人間科をはじめ、「Early College」として大学のリソースを活用してより高度な内容を学ぶことができます。
名古屋大学基礎セミナー | 名古屋大学教養教育院全学教育科目「基礎セミナー」への参加、単位認定 |
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名古屋大学 G30program | 名古屋大学の研究者が英語で行う授業「Studium Generale」への参加、単位認定 |
名古屋大学理系/文系基礎科目 | 名古屋大学の研究者が行う授業への参加、単位認定(予定) |
学びの社 | 名古屋大学の研究者等による講義を通して、大学での先進的・専門的な学びに直に触れることで、知的好奇心を刺激する |
高大接続探求ゼミ | 講師は名古屋大学の様々な領域の研究者。講義・ワークショップ、討論などを交えた探求型形式で実施 |
ALE(Active Learning in English) | 名古屋大学の留学生とテーマに沿って英語で討論する(全10回) |
高校生国際会議 | さまざまな国の生徒が参加し、テーマについて議論し、その成果を最終日に発表する |
研究室訪問 | 課題研究を深めるために名古屋大学の研究室を訪問し、指導を受ける |
「ワールド・ワイド・ラーニング(WWL)コンソーシアム
構築支援事業」の研究開発指定校
これまで実施してきたSSH(2006〜2020)や、SGH(2015〜2019)の経験を活かして、より学際的な課題に取り組むことを目的としています。採択期間は2021年度〜2023年度までの3年間です。
ユネスコスクール認定校
ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践しています。
- 名大附中の入試とは? -
名大附中の入試は、一般的な私立中学校とは異なり、「検査」という形で実施されます。検査内容は以下の通りです。
【検査内容】
検査Ⅰ 小学校で学習した内容の総合力を問う。ただし、英語の学習内容は問わない。
検査Ⅱ 作文等で思考力・表現力を問う。
検査Ⅲ 面接によって適正を見る。
【入学者の決定】
検査の結果と調査書の審査により、総合的な見地から男女各40名を決定します。
【合格までの流れ】
日にちは2023年度のものです。必ず該当年度の募集要項をご確認ください。
8月27日(土) 募集要項発表
10月8日(土)(小学6年生向け)学校説明会会場:名古屋大学豊田講堂
12月12日(月)~27日(火) 出願期間
1月7日(土) 検査日(検査Ⅰ・検査Ⅱ)
1月8日(日) 検査日(検査Ⅲ)
1月16日(月)13:30 合格発表 本校玄関前
受験名大附からのアドバイス
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秋に行われる学校説明会には、必ずお出かけください。名大附中の教育の取り組み、また出願についての具体的なお話を聞くことができます。
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入試直前期、出願に不備があると精神的にも動揺します。事務的な手続きは確実に行いましょう。
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出願には「小学校の調査書」が必要です。あらかじめお通いの小学校に依頼しておくようににしましょう。
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名大附中各検査の点数配分は、下記のように発表されています。
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過去問については、秋以降「中学検査事例集」として、学校で購入することができます。秋の説明会のときにも販売されます。名大附の問題は、複数の答えが考えられることも多く、生徒だけで取り組むのには難しい部分も多くあります。受験名大附では、秋からの合格講座において、過去の問題とその予想問題に取り組みます。
検査Ⅰ(第一部)50点
検査Ⅰ(第二部)50点
検査Ⅱ(作文)30点
検査Ⅲ(面接)30点
ただし、合否判定には上記のほか、受験者の在籍校から送られる調査書を上記と同等の比重で合否判定資料として用います。