名大附ってこんな学校
― 名大附中の魅力 ―

正式名称:
名古屋大学教育学部附属中・高等学校
所在地:
〒464-8601 名古屋市千種区不老町1
名古屋大学教育学部附属中・高等学校

 

特色

国立大学法人唯一の併設型中高一貫校

併設型中高一貫校とは、中学から入学した生徒は引き続き高校に進むことができ、高校からも学力試験で入学できる学校のことです。名大附中は、中学で2クラス、高校では1クラスを加えた3クラスという、小規模な学校で、充実した個別最適化学習が可能です。附属中学出身者にとっては、中等教育学校と違って、高校で新たな友人と出会い、学びを広げることができます。高校からの入学者にとっては、中高一貫カリキュラムの利点である様々な学びの機会を、高校入学時からすぐに得ることができます。

恵まれた教育環境

名古屋大学のキャンパス内に校舎があり、総合人間科をはじめ、「Early College」として大学のリソースを活用してより高度な内容を学ぶことができます。

名古屋大学基礎セミナー 名古屋大学教養教育院全学教育科目「基礎セミナー」への参加、単位認定
名古屋大学 G30program 名古屋大学の研究者が英語で行う授業「Studium Generale」への参加、単位認定
名古屋大学理系/文系基礎科目 名古屋大学の研究者が行う授業への参加、単位認定(予定)
学びの社 名古屋大学の研究者等による講義を通して、大学での先進的・専門的な学びに直に触れることで、知的好奇心を刺激する
高大接続探求ゼミ 講師は名古屋大学の様々な領域の研究者。講義・ワークショップ、討論などを交えた探求型形式で実施
ALE(Active Learning in English) 名古屋大学の留学生とテーマに沿って英語で討論する(全10回)
高校生国際会議 さまざまな国の生徒が参加し、テーマについて議論し、その成果を最終日に発表する
研究室訪問 課題研究を深めるために名古屋大学の研究室を訪問し、指導を受ける

「ワールド・ワイド・ラーニング(WWL)コンソーシアム
構築支援事業」の研究開発指定校

これまで実施してきたSSH(2006〜2020)や、SGH(2015〜2019)の経験を活かして、より学際的な課題に取り組むことを目的としています。採択期間は2021年度〜2023年度までの3年間です。

ユネスコスクール認定校

ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践しています。

 

 

- 名大附中の入試とは? -

名大附中の入試は、一般的な私立中学校とは異なり、「検査」という形で実施されます。検査内容は以下の通りです。

【検査内容】

検査Ⅰ 小学校で学習した内容の総合力を問う。ただし、英語の学習内容は問わない。

検査Ⅱ 作文等で思考力・表現力を問う。

検査Ⅲ 面接によって適正を見る。

【入学者の決定】

検査の結果と調査書の審査により、総合的な見地から男女各40名を決定します。

【合格までの流れ】

日にちは2024年度のものです。必ず該当年度の募集要項をご確認ください。

8月30日(土) 募集要項発表
10月7日(土) 学校説明会会場:名古屋大学豊田講堂
12月1日(金)~12月18日(月) 出願情報登録期間
12月11日(月)~12月22日(金) 出願書類提出期間(郵送)
12月22日(金) ・23日(土)・25日(月) 出願書類提出期間(持参)
1月6日(土) 検査日(検査Ⅰ・検査Ⅱ)
1月7日(日) 検査日(検査Ⅲ)
1月15日(月)13:30 webシステム上で合格発表

 

受験名大附からのアドバイス

  • 秋に行われる学校説明会には、必ずお出かけください。名大附中の教育の取り組み、また出願についての具体的なお話を聞くことができます。

  • 入試直前期、出願に不備があると精神的にも動揺します。事務的な手続きは確実に行いましょう。

  • 出願には「小学校の調査書」が必要です。あらかじめお通いの小学校に依頼しておくようににしましょう。

  • 名大附中各検査の点数配分は、下記のように発表されています。

  • 検査Ⅰ(第一部)50点
    検査Ⅰ(第二部)50点
    検査Ⅱ(作文)30点
    検査Ⅲ(面接)30点

    上記の検査の結果と調査書の審査により、総合的な見地から男女各40名を決定します。

  • 過去問については、秋以降「中学検査事例集」として、学校で購入することができます。秋の説明会のときにも販売されます。名大附の問題は、複数の答えが考えられることも多く、生徒だけで取り組むのには難しい部分も多くあります。受験名大附では、秋からの合格講座において、過去の問題とその予想問題に取り組みます。